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与次郎稲荷神社(秋田)


鳥居


 与次郎稲荷神社
(よじろういなりじんじゃ)は
秋田県秋田市にある神社。
 
 創建については定か
でないが、慶長年間ともいう。

 久保田城三ノ丸八幡山
に建立され、1892年(明治
25年)以降、現在地に遷座。

 由緒につき、次のような
「与次郎狐の伝説」がある。

 1602年(慶長7年)
佐竹義宣が秋田へ転封。
久保田城を築城。

 築城で住処がなくなる
という白狐が現れ、新しい
住処を与えてくれれば
お役に立ちたいと申し出る。

 城内の茶園のそばに住処を
与え、「茶園守の与次郎」と
呼ばれ佐竹家の飛脚となる。

 山形の現・東根市で
狐と暴かれ罠を仕掛けられ
殺される。哀れんだ義宣は
与次郎狐を祀ったという。

 従って狐は稲荷の使神
ではなく神そのものである。

 飛脚の足軽衆、今では
商売繁盛・スポーツの神
としても信仰される。


拝殿


所在地 秋田県秋田市千秋公園1-8
創建 佐竹義宣
備考 与次郎狐の伝説



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