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小國神社(静岡)


鳥居


 小國(おくに/おぐに)神社は
静岡県周智郡にある神社。

 本宮山の南山麓、「森の
石松」で有名な森町に鎮座。

 「遠江国(とおとうみ
のくに)一宮」で知られる。

 「小國」という社名は
出雲の「大国」に対する
遠江の美称ともいわれる。

 創建の時期など定か
でないが、社伝によれば
555年(欽明天皇16年)、
本宮山に神霊が示現。

 都より勅使が派遣され
社殿を造営したと伝わる。

 701年(大宝元年)、
勅使奉幣の際、十二段
の舞楽を奉奏したという。

 主祭神は大己貴命
(おおなむちのみこと)。
別名、大国主命ともいう
国造りの神である。

 五穀豊穣、開運福徳、
縁結びの神としても
広く信仰を集める。

 武田信玄侵攻の際、
当社が徳川家康に味方、
家康が社殿再建。歴代
将軍からも寄進受ける。

拝殿


所在地 静岡県周智郡森町一宮3956-1
主祭神 大己貴命
社格等 式内社(小)、旧国幣小社、
別表神社
創建年 (伝)555年(欽明天皇16年)
備考 遠江国一宮



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