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新田神社(東京)


鳥居


 新田神社(にったじんじゃ)は
東京都大田区にある神社。

 東急多摩川線「武蔵新田」
駅から徒歩3分程の所にある。

 主祭神は新田義興公。
義興(よしおき)は義貞の
第2子である。勇猛果敢な
武将で知られる。

 鎌倉奪還の最中、
多摩川の矢口の渡の舟に
穴を空けられるという策略
により非業の最期を遂げる。

 1358年(正平13年・
延文3年)、村老等により
墳墓が築かれ、のちに
「新田大明神」と崇められる。

 「新田大明神縁起」を
基に、平賀源内が脚色した
浄瑠璃「神霊矢口渡」が
上演される。

 悲運な最後と生き様が
人気となり、武運長久・
家運隆盛の守護神として
広く崇敬される。

 社殿の後方の15m程の
円墳は義興の遺骸を
埋めた墳墓と伝わる。

 平賀源内が神社の
竹で造った「矢守」は
「破魔矢」の元祖ともいう。

拝殿


所在地 東京都大田区矢口1-21-23
主祭神 新田義興公
社格等 旧府社
創建年 1358年(正平13年/延文3年)
別称 新田大明神
備考 神霊矢口渡



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