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鳥海月山両所宮(山形)


随神門


 鳥海月山両所宮
(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)は
山形県山形市にある神社。

 鳥海山(鳥海山大物忌
神社)の神・倉稲魂命と
月山(月山神社)の神・
月夜見命を祀る。

 社伝によれば源頼義が
安倍貞任討伐にあたり
鳥海・月山の両神に
戦勝を祈願し勝利。

 1063年(康平6年)、
両神の分霊を勧請。
最上郷山形に社殿を
造営したのに始まるという。

 古くから「お宮様」と
呼ばれ、北の総鎮守
として尊崇される。

 領主・最上義光が
社領を寄進し最上氏の
崇敬社となる。

 江戸時代、歴代山形
藩主の鳥居氏・水野氏
からも崇敬される。

 特殊神事として
「ごくだめし(穀様)」がある。

 旧暦7月1日に飯・胡瓜・
茄子・粟穂・稲穂を紙に包んで
土中に埋め、翌年旧暦6月
末日掘り出し豊凶を占う。


拝殿


所在地 山形県山形市宮町3-8-41
主祭神 倉稲魂命、月夜見命
社格等 旧県社、別表神社
創建年 1063年(康平6年)
備考 北の総鎮守



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