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久能山東照宮(静岡)


唐門・透塀


 久能山東照宮
(くのうざんとうしょうぐう)は
静岡市駿河区にある神社。

 徳川家康を祀る
東照宮は日光東照宮はじめ
全国にあるが最初に創建
されたのが当社である。

 1617年(元和2年)、
徳川家康の遺命により
2代将軍・徳川秀忠が造営。

 久能山(標高216m)は
推古天皇の頃、久能忠仁の
久能寺建立をはじめ名僧が
往来し隆盛を極めた地。

 家康もその重要性を
説いていたといわれる。

 本殿・拝殿を石の間で
接続した社殿様式は
「権現造」と呼ばれる。

 江戸時代を代表する
棟梁中井正清の手により
当時の最高技術を集結。
各々国宝に指定されている。

 寛永期に徳川家光が
造営を命じた五重塔は
明治の神仏分離により解体。

 家康の命日、4月17日
の御例祭には特殊神饌
「三品立神饌(さんぼんだて
しんせん)」が献じられる。


社殿


所在地 静岡県静岡市駿河区根古屋390
主祭神 徳川家康公(東照大権現)
社格等 別格官幣社
創建年 1617年(元和2年)
備考 権現造



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