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角鹿神社(福井)


鳥居


 角鹿神社(つぬがじんじゃ)は
福井県敦賀市にある神社。

 気比神宮の境内社。
気比神宮の境内東側の
裏参道に鎮座する。

 1300年(正安2年)まで
東側が境内表口で門神
(かどのかみ)ともいわれる。

 主祭神は都怒我(つぬが)
阿羅斯等命(あらしとのみこと)。
意富加羅国(おおからのくに)
の王子である。

 垂仁天皇は渡来人の
意富加羅国に任那(みまな)
国という国号を与える。

 また、天皇は彼に当地の
統治を任せ、その政所跡に
阿羅斯等を祀ったとされる。

 日本書紀に額に角の
はえた人という記述がある。

 地名「敦賀(つるが)」は
当社の角鹿(つぬが)に
由来するといわれる。

 1877年(明治10年)、
摂社の第一に定められる。

 社殿は流造銅板葺。
信長による兵火、敦賀空襲
でも火災を逃れ、神宮唯一
残ったものという。


拝殿


所在地 福井県敦賀市曙町11-68
主祭神 都怒我阿羅斯等命
社格等 式内社、境内社
備考 「敦賀」発祥地



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