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中村神社(石川)


鳥居


 中村神社(なかむらじんじゃ)は
石川県金沢市にある神社。
犀川沿いに鎮座する。

 創建については定か
でないが、1602年(慶長7年)
地蔵院という別当が奉仕。
本尊に薬師如来を安置。

 のちに、春日明神の
神霊を迎えた神仏混淆の
神社であったという。

 また、1685年(貞享2年)
の山伏蓮花院由来書に
よれば、犀川の中島にあり
春日の神を勧請したとも。

 主祭神は武甕槌命、
経津主神、天児屋根命、
比咩大神である。

 拝殿は旧金沢城の
二の丸にあった舞楽殿を
移築したものといわれる。

 欄間に加賀藩木彫名匠・
武田友月の一本彫りの
龍が四方に配されている。

 1759年(宝歴9年)
の大火で金沢城をはじめ
市街地の大半が焼失。

 そのなか、舞楽殿は
焼失を免れ、それは欄間
の龍が水を呼んだとの
伝説がある。


拝殿


所在地 石川県金沢市中村町16
主祭神 武甕槌命、経津主神、
天児屋根命、比咩大神
社格等 旧郷社
備考 金沢城二の丸舞楽殿移築



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