TOP
宇多須神社(石川)


鳥居


 宇多須神社(うたすじんじゃ)は
石川県金沢市にある神社。
卯辰山麓の金沢の風情が
残る東茶屋街の裏手にある。

 江戸時代から藩の意向
により仏教色を廃し神官が
守護する金沢五社の一つ。

 718年(養老2年)、
多聞天社として創建。

 出土した卯と辰との
紋様の古鏡に基づき
卯辰神として祀り、毘沙門
さんとして親しまれる。

 卯辰山に毘沙門さんを
お迎え、お戻りする、お上がり
神事、お下がり神事が
行われたという。

 1599年(慶長4年)、2代
藩主・前田利長が金沢城
の鬼門の方角である現在地に
卯辰八幡宮を建立。

 藩祖・前田利家を密かに
祀り、1869年(明治2年)
高皇産霊社と改称。

 1900年(明治33年)、
卯辰山の古名「宇多須山」
から宇多須神社と改称。

 境内奥に5代綱紀の
病を平癒したという
「酒湯の井戸」がある。


拝殿


所在地 石川県金沢市東山1-30-8
主祭神 前田利家
社格等 旧県社
通称 毘沙門さん
備考 金沢五社



TOP