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洲崎大神(神奈川)


鳥居


 洲崎大神(すざきだいじん)は
横浜市神奈川区にある神社。

 京浜急行「神奈川」駅
の東約150mの青木町の一角、
徒歩5分程の所にある。

 1191年(建久2年)、
源頼朝が安房洲崎(千葉)
の安房神社を勧請し
創建したと伝わる。

 頼朝は石橋山の合戦に
敗れ、海路安房に渡り
安房神社に参籠、再起を
祈願したといわれる。

 天下平定後、神恩を
忘れず、この地を選定
分祀したとされる。

 鎌倉幕府の直轄を受け、
式年には神職に烏帽子、
狩衣を親子の分として
2着づつを賜ったという。

 往年の大祭では、
御神輿を社前の海に
担ぎ入れたといわれる。

 安房本宮の本霊と
海上で会合する「御濱
下り祭」である。

 現在は海には入らないが
神輿に付けられた提灯で
知られ、通称「提灯祭」が
6月に行われる。


拝殿


所在地 神奈川県横浜市神奈川区青木町5-29
主祭神 天太玉命、天比理刀売命
社格等 旧郷社
創建年 1191年(建久2年)
備考 源頼朝ゆかりの神社



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