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新玉津島神社(京都)


鳥居


 新玉津島神社
(にいたまつしまじんじゃ)は
京都市下京区にある神社。

 藤原定家の父、平安時代
歌人の藤原俊成のゆかり
の神社で知られる。

 1183年(寿永2年)、
後白河法皇の院宣により
俊成は邸宅を和歌所として
千載和歌集の編纂を開始。

 1186年(文治2年)
後鳥羽上皇の勅命により
衣通姫(そとおりひめ)を
勧請したといわれる。

 衣通姫は和歌山県和歌浦の
玉津島神社に祀られる歌道
の神で自邸に社殿を造営し
これが起源という。

 荒廃するが足利尊氏により
再興。その後、焼失、再建の
変遷を経て、現在の社殿は
1875年(明治8年)再建。

 鳥居横に「北村季吟先生
遺蹟」の石碑が建つ。

 北村季吟は、芭蕉の師で
7年間、宮司を務め、万葉集の
注釈書を編纂したという。

 俊成、季吟、芭蕉の縁もあり
短歌、俳句、文章の上達祈願の
ご利益があるとされる。

拝殿


所在地 京都府京都市下京区烏丸通
松原西入ル玉津島町309
主祭神 玉津島明神
創建 藤原俊成
創建年 1186年(文治2年)
備考 文章上達祈願



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