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烏森神社(東京)


鳥居


 烏森神社(からすもりじんじゃ)は
東京都港区にある神社である。

 JR東日本「新橋」駅
から徒歩3分程の所、新橋
2丁目のビルの一角にある。

 940年(天慶3年)、
鎮守府将軍藤原秀郷
(俵藤太)が創建した
といわれる。

 秀郷は平将門の乱の際、
武州のある稲荷に戦勝を
祈願し、そこに現れた白狐
の夢告に従ったという。

 白狐は神鳥の群がる所が
霊地と告げ、そこが現在地
の桜田村の森と伝わる。

 一帯はかって江戸湾の
砂浜で枯州、空州と呼ばれ
砂浜の松林に烏が多く
烏森の由来とされる。

 振袖火事ともいわれる
明暦の大火でも類焼を免れ
崇敬が広がる。 

 椙森神社(日本橋)、
柳森神社(神田)と共に
「江戸三森」とされた。

 江戸時代には稲荷祭
として江戸で1・2を争い
明治以降は夏祭り「烏森祭」
として全国的に知られる。

拝殿


所在地 東京都港区新橋2-15-5
主祭神 倉稲魂命、天鈿女命、
瓊々杵尊
創建年 940年(天慶3年)
別称 烏森稲荷
備考 烏森祭



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