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瀬戸神社(神奈川)


社標と鳥居


 瀬戸神社(せとじんじゃ)は
横浜市金沢区にある神社である。

 京浜急行「金沢八景」駅
から徒歩3分程の所にある。

 太古の時代には、現在の
泥亀町から釜利谷町小泉
あたりまで、海が入り込む
入り江だったといわれる。

 潮の干満時に急流が
渦巻き「瀬戸の入海」と
呼ばれていたという。

 瀬戸は水流が険しく
罪穢れを流し去る神聖な地
として海神が祭られ、これが
瀬戸神社の起源とされる。

 1180年(治承4年)、
源頼朝は伊豆での挙兵に
御利益のあった伊豆三島明神
の分霊を勧請し創建。

 社殿を造営して篤く信仰。
以来、金沢の地は港町
として発展、名勝・金沢八景
の中心的神社となる。

 金沢北条氏、足利氏、
小田原北条氏からも崇敬され
江戸時代には徳川家康より
社領百石が寄進される。

 北条政子が奉納したという
舞楽面2面(抜頭面と陵王面)は
国の重要文化財である。

拝殿


所在地 神奈川県横浜市金沢区瀬戸18-14
主祭神 大山祇神など11柱
社格等 旧郷社、献幣使参向神社
創建年 1180年(治承4年)
備考 瀬戸三島明神



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