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鳥山八幡宮(横浜)


参道標識


 鳥山八幡宮は横浜市
港北区鳥山町にある。

 この地は佐々木高綱
の居館跡ともいわれる。

 高綱は源頼朝に従い
1184年、木曾義仲との
宇治川の戦いでの先陣の
功で有名な武将である。

 創建は定かではないが
高綱が鎌倉開府の頃に
八幡宮を勧請したと
伝えられる。

 高綱は頼朝より名馬
「池月(いけづき)(生食、生唼とも)」を
贈られ、馬飼料として
鳥山の地を与えられという。

 「馬頭観音堂」は
「池月」の墓として、
霊を慰めるため建立された
駒形明神が起源と伝わる。

 なお、頼朝発願で高綱が
創始した三会寺(さんねじ)は当初、
八幡宮の地にあり、その後、
現在地に移転したといわれる。

 1873年(明治6年)、
村社に列格、1926年
(大正15年)、神饌幣帛料(しんせんへいはくりょう)
供進社に指定される。

 例祭の「獅子舞」は
県指定の民俗芸能である。


鳥居
社殿
馬頭観音堂


所在地 神奈川県横浜市港北区鳥山町281
主祭神 誉田別尊
創建 佐々木高綱
社格等 旧村社
関連堂 馬頭観音堂
備考 佐々木高綱屋敷跡



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