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椎葉厳島神社(宮崎)


鳥居


 椎葉厳島神社
(しいばいつくしまじんじゃ)は
宮崎県東臼杵郡にある神社。

 一帯は壇ノ浦の戦いに
破れた平氏の残党が逃れ
隠れ住んだ地とされる。

 平家一門討伐の命を
受けた那須大八郎宗久が
創建したといわれる。

 椎葉山中で暮らす
平家残党の姿を深く
哀れみ平家一族が拝した
厳島神社を勧請したという。

 また、宗久は平氏の娘・
鶴富姫と恋仲となり、別れた
という悲恋伝承がある。近くに
那須家住宅(鶴富屋敷)がある。

 明治までは、「厳島
大明神」と称していたが
1871年(明治4年)に
現社名に改称。

 1973年(明治6年)
39集落が合併され
現椎葉村となり、各集落
の神社を合祀。

 「源平おまもり」は
敵味方を超えた由縁
から「良縁」「夫婦円満」
の神徳あるという。


拝殿


所在地 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822
主祭神 市杵島姫命、素盞男命
社格等 旧村社
別称 厳島大明神
備考 平氏残党隠遁地


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