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三ヶ所神社(宮崎)


鳥居


 三ヶ所神社(さんがしょじんじゃ)は
宮崎県西臼杵郡にある神社。

 五ヶ瀬町と高千穂町の
境にある男嶽と女嶽の二つ
の峰をもつ二上山(ふたかみ
やま)をご神体とする。

 奈良と大阪の境の
二上山も、かっては大和言葉
「ふたかみやま」であったが
現在は「にじょうざん」。

 各地でみられる「天孫
降臨の聖地」の一つである。
男嶽の9合目に奥宮がある。

 創建は定かでないが
伝承によれば、昌泰年間
(平安時代)頃ともいわれる。

 江戸時代には延岡藩主
から崇敬され、豊後の
宮大工棟梁牧彦兵衛以下
15名が招かれ社殿彫刻。

 彫刻は74体。人物、
霊獣、動物、鳥類、植物、
自然現象、人物、筆、
壷、他等がある。

 県の文化財に指定され
中でも、海馬の彫刻があり
全国でも珍しい「海馬守」がある。

 9月例祭には国の重要
無形民俗文化財の「五ケ瀬
の荒踊」が奉納される。


拝殿


所在地 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町三ヶ所8736
主祭神 伊弉諾尊、伊弉冉尊
ご神体 二上山
備考 海馬


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