飛瀧神社(和歌山)
飛瀧神社(ひろうじんじゃ)は
和歌山県東牟婁郡にある神社。
那智の滝をご神体とする。
拝殿、本殿はない。
那智の滝は那智48滝の
一つで、その「一の滝」と
される。落差133m。
その迫力は遠目からも
窺い知れる。それが目の前
にある。さらに滝の前方
約200mに拝所がある。
そこから滝を拝む。
滝の飛沫に触れると延命
長寿の霊験があるという。
神武天皇東征の際、
八咫烏の道案内のなか、
那智の滝を大己貴命の
ご霊代として祀ったと伝わる。
古寺探訪1000件目の
「青岸渡寺」の三重塔を
遠景の那智の滝と重ねて
見た映像がよみがえる。
かっては青岸渡寺と
隣接する熊野那智大社
の前身とされる。
仁徳天皇の頃、那智
の滝から移し、熊野那智
大社として社殿建立。
熊野那智大社の別宮・
飛瀧神社となったいう。
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