千光寺（広島）
千光寺（せんこうじ）は
広島県尾道市にある
真言宗単立の寺院である。
千光寺公園内にあり、
下る道は「文学のこみち」
として整備されている。
寺伝では、806年
（大同元年）空海が創建
したと伝えられる。
本堂は舞台造りで
別名「赤堂」と呼ばれる。
本尊・千手観世音菩薩は
33年に1度開帳の秘仏であるが
丁度その時期にあたり公開。
三十三観音堂、大仙堂、
毘沙門堂、護摩堂、大師堂
などの堂宇が複雑な
地形の上に並ぶ。
光る宝珠伝説の玉の岩
など巨岩や奇岩も多い。
大宝山（通称・千光寺山）
の中腹にあり、尾道の市街地、
瀬戸内海の尾道水道や向島・
因島等が一望できる。
断崖絶壁に建つ鐘楼の
鐘は「時の鐘」、「除夜の鐘」で
親しまれ尾道の名物の一つ。
鐘楼の隙間から瀬戸内海を
望む。借景の技法に挑戦。
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