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青岸渡寺(和歌山)


 青岸渡寺(せいがんとじ)は
和歌山県東牟婁郡にある
天台宗の寺院である。

 山号は「那智山」
熊野三山の一つ、熊野
信仰の霊場で知られる。
世界遺産に登録されている。

 伝承では、4世紀、
インド僧・裸形上人に
より開創と伝わる。

 上人は那智の滝で修行、
如意輪観音の霊験を得て
庵を結んだという。

 本堂は単層入母屋造り
杮葺き、本尊・如意輪
観音菩薩(秘仏)を祀る。

 神仏習合の修験道場も
明治初期に青岸渡寺と
那智大社に分離される。

 青岸渡寺は探訪1000件目
の記念すべき寺院である。

 西国三十三所の第1番。
西国参詣者は最初の札所であるが
全国を巡って1000件目とは
ちょっと気が引ける。

 三重塔は那智の滝と
調和し人気の撮影スポット。
ともあれ、1000件。
感慨深い風景の一つ。


 三重塔と那智の滝



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