天授庵(京都)
天授庵(てんじゅあん)は
京都市左京区にある
臨済宗南禅寺派の寺院である。
南禅寺境内にある
南禅寺の塔頭の一つである。
南禅寺を開山した
無関普門(大明国師)の
開山塔と位置付けられる。
1339年(暦応2年)
虎関師錬が光厳上皇から
無関普門の塔所建立の勅許を
得て翌年天授庵を建立。
応仁の乱などで衰退、
1602年(慶長7年)
武将で歌人でも知られる
細川幽斎により再興される。
この風景は南禅寺の三門
からである。前回、南禅寺を
探訪した。今回は南禅寺の
塔頭の予定である。
先ずは取りあえず
三門に上る。石川五右衛門
の「絶景かな」で知られる
楼上は確かに眺めが良い。
もっとも、五右衛門がいた
時代は今の三門はなかったという。
まあ、何度来ても絶景である。
ふと左手を見るとこれから行く
天授庵の全景が広がる。
下では見られない風景である。
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