川中不動(大分)
天念寺(てんねんじ)は
大分県豊後高田市にある
天台宗の寺院である。
718年(養老2年)、
仁聞の開基、六郷満山・
中山本寺の一つとされる。
寺前の長岩屋川の
川中にある巨岩に
磨崖仏が彫られている。
通称「川中不動」
と呼ばれている。
磨崖仏は不動明王
(高さ3.23m)と2童子
の不動三尊である。
2童子は制多迦童子
(せいたかどうじ)1.7m、
と矜羯羅童子(こんがら
どうじ)2mである。
2童子は不動明王の
眷属(けんぞく)であり
不動明王の脇侍を務める。
室町時代、氾濫に
よる水害防除の願いを
こめて造られたという。
一帯は奇岩や秀峰が
聳える「天念寺耶馬」
といわれる景勝地である。
鬼会(おにえ)で
有名な石橋「天念寺無明橋
(むみょうばし)」がある。
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天念寺・川中不動(大分) |
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