縁起だるま(群馬)
達磨寺(だるまじ)は
群馬県高崎市の観音山
丘陵の西側にある。
正式名は「少林山
鳳台院達磨寺」である。
創建は定かでないが
一了居士が達磨大師像を
彫り、この地にあった
観音堂に祀ったともいう。
高崎名物の「縁起
だるま」で知られる。
古来、開山心越
禅師が描く一筆達磨像を
正月に禍除けの礼として
近在の家に配っていた。
天明飢饉の後、
9代東嶽和尚がこの
像を元に張子だるま
の作り方を伝授。
苦しい農民の副業
にと例祭に売り出した
のが始まりという。
現在、1月6、7日には
「七草大祭・だるま市」
として、大勢の参拝客で
賑わう。
「縁起だるま」は眉毛は
「鶴」、鼻からの口ヒゲは
「亀」と縁起の良い組み
合わせが特徴である。
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達磨寺・縁起だるま(群馬) |
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