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規矩大乗(石川)


 大乗寺(だいじょうじ)は
石川県金沢市の野田山
の中腹にある。

 「規矩(きく)大乗」
と称される曹洞宗の
寺院で知られる。

 規はコンパス、矩は
さしがね。転じて、考え
や行動の規準とするもの。
即ち、「規則」をいう。

 現在も修行僧が
規則正しい修行生活を
送る専門僧堂がある。

 常在の修行僧は
20歳代の若い僧から
70歳代の高齢の僧まで
20余名程といわれる。

 一方、歴史と伝統を
守りながら国際部を
設置。多くの外国人が
参禅に訪れるという。

 1289年(正応2年)
大本山・永平寺の第3代・
徹通義介禅師が中興開山。

 2世は大本山・総持寺を
開いた瑩山紹瑾である。
大本山・永平寺、総持寺
に劣らぬ格式を持つ。

 山門を潜ると曹洞宗
寺院建築の典型的な
七堂伽藍が広がる。


大乗寺・山門(石川)



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