瀬戸内海を望む(広島)
千光寺(せんこうじ)は
広島県尾道市の大宝山、(通称、
千光寺山)の中腹にある。
境内からは瀬戸内海の
尾道水道や向島・因島等
の島々が一望できる。
風光明媚な立地で
巨岩や奇岩も多い。
玉の岩は高さ約15m、
周囲約50mの大岩である。
往古、この岩の上に
宝珠があり、毎夜、
海上を照らしたと伝わる。
この「宝珠伝説」が
この山を大宝山、寺を
千光寺、港を玉の浦
と呼ぶ由来という。
玉の岩の左に赤堂と
呼ばれる朱塗りの本堂が
ある。右の断崖絶壁には
鐘楼がある。
鐘楼の鐘は元禄初年
より時刻を知らせてきた
「時の鐘」といわれる。
また、最近ではテレビ
やラジオで「除夜の鐘」で
紹介され、広く知られる。
尾道の名物の一つである。
鐘楼の隙間から瀬戸
内海を望むのも一興。
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千光寺・鐘楼(広島) |
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