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宗教都市(和歌山)


 高野山は和歌山県北部
1,000m級の山々に囲まれた
標高約800mの地にある。

 「紀伊山地の霊場と
参詣道」の一部として
世界遺産に登録されている。

 弘法大師・空海が宗教
活動の拠点とした聖地も
今や宗教都市である。

 高野山の中核をなすのは
金剛峯寺(こんごうぶじ)。

 信仰の中心は壇上伽藍
(だんじょうがらん)。
最も神聖な場所は空海の
御廟がある奥の院である。
 
 高野山には幼稚園から
大学まである。警察、病院、
銀行、コンビニもある。
居酒屋やスナックもある。

 塔頭寺院も100を越え
観光客の宿泊も多い。最近は
外国人も増えている。

 山上という環境のなか
宗教、文化、生活などが
不思議に調和している。

 壇上伽藍の根本大塔
の曼荼羅の世界に突然
外から音が入る。

 修行僧の読経の声。
永平寺(福井)など室内
とは異なる響きである。


高野山・壇上伽藍(和歌山)



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