藩校の鎮守社(石川)
金沢神社は石川県
金沢市にある。兼六園
とは隣接している。
1794年(寛政6年)、
11代藩主・前田治脩(はる
なが)が兼六園に藩校
明倫堂を建立。
その鎮守社として創建
したのが始まりとされる。
学問の神であり、前田家
の祖先とされる菅原道真を
奉斎したといわれる。
その後、兼六園の整備
に伴い、明倫堂は他へ移転
したが神社は残ったという。
12代藩主前田斉広が
竹沢御殿を建立。
その御殿の鎮守社
として竹沢御殿御鎮守
天満宮と称される。
歴代の藩主が兼六園
散策の際、藩の繁栄を
祈願したといわれる。
藩主の個人的祈願所で
一般参拝は出来なかったが
1874年(明治7年)、兼六園
の開放により許可される。
1876年(明治9年)、
金沢神社に改称。藩校の
鎮守社から生まれた金沢
神社は今も兼六園側にある。
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金沢神社・随身門(石川) |
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