函館港を望む(北海道)
称名寺(しょうみょうじ)は
北海道函館市船見町にある。
浄土宗の寺院である。
船見町は函館港に出入り
する船舶がよく見えること
から名付けられたという。
当寺は船見町の坂上、
「船見坂(ふなみざか)」
とも呼ばれる高台にある。
1644年(正保元年)、
伊勢の国の僧・円龍が
北海道に渡り開創
したといわれる。
境内には土方歳三と
新撰組隊士の供養碑が
あり、函館の隠れた観光
スポットとなっている。
歳三は榎本軍に加わり
函館で戦死したと伝わる。
河野加賀守政通の
供養碑がある。政通は
今の基坂の上に館を
築いたといわれる。
その館が方形であり
これが地名「箱館(後の
函館)」の由来とされる。
北海道最古の石碑という
「貞治(じょうじ)の碑」、
箱館発展の基を築いた高田屋
嘉兵衛の顕彰碑などがある。
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称名寺・境内(北海道) |
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