武将で茶人(京都)
高桐院(こうとういん)は
京都市北区紫野にある。
大徳寺の塔頭寺院。
1601年(慶長6年)
細川忠興が父・藤孝
(幽斎)の菩提所として
創建したとされる。
忠興は武将で茶人。利休
七哲の一人といわれる。
茶道の流派三斎流の
開祖で細川三斎(さんさい)
としても有名である。
正室は明智光秀の娘・
玉子である。キリスト
教徒で、通称、細川
ガラシャと呼ばれる。
本堂西側庭園奥に
忠興とガラシャ夫人の
墓塔「春日灯籠」がある。
利休が秀吉に請われ
わざと裏面を3分の1欠き
疵物として断ったとされ
「欠灯篭」ともいわれる。
忠興は「無双」と銘を
つけ、参勤交代の際も携行、
自分の没後は墓石にと
遺言したという。
忠興は83歳で没し
高桐院に埋葬される。
以来、細川家の菩提寺
となっている。
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高桐院・参道(京都) |
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