宇佐の地(大分)
宇佐神宮はかつての
「宇佐の地」といわれる
大分県宇佐市にある。
八幡三神として、八幡
大神(はちまんおおかみ)、
比売(ひめの)大神、神功
(じんぐう)皇后を祀る。
宇佐の地は畿内や
出雲と同様に早くから
開けた地とされる。
八幡大神は応神天皇の
神霊で、571年(欽明天皇
32年)、初めて宇佐の地に
示顕したと伝わる。
一方、日本書紀によれば
神代に、比売大神(ひめ
のおおかみ)が宇佐嶋に
降臨したと伝わる。
比売大神は八幡大神
以前の古い神で、地主神
として祀られ、崇敬
されていたといわれる。
また、神功皇后は
応神天皇の母。応神天皇を
懐妊したまま三韓征伐を
指揮した逸話がある。
宇佐神宮は全国の
44,000社程の八幡宮
の総本社である。
各地で宇佐神宮の
分霊を勧請し八幡三神を
祀っている神社が多い。
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宇佐神宮・南中楼門(大分) |
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