真魚から大師へ(香川)
善通寺(ぜんつうじ)は
香川県善通寺市にある
真言宗善通寺派の総本山。
四国八十八箇所75番札所。
真魚(まお)、のち
の弘法大師・空海の生誕
の地で知られる。
774年(宝亀5年)、
この地に「真魚」誕生。
寺号は父・佐伯善通に
因むといわれる。
室戸岬の御厨人窟
(みくろど)で修行中、
「空海」と名乗ったという。
悟りを開いた時、
洞窟の中で空と海だけを
目にしたためと伝わる。
921年(延喜21年)、
醍醐天皇から「おくりな」、
「弘法大師」という諡号
(しごう)が贈られる。
後世、「弘法大師・
空海」と諡号を付けて
呼ばれることが多い。
一方、「弘法も筆の
誤り」、「弘法筆を選ばず」
など「弘法」といえば、
空海を指す諺もある。
真魚から空海、弘法
大師へ。やはり、スーパー
スターではある。
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善通寺・金堂(香川) |
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