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蛭子(兵庫)


 西宮(にしのみや)神社は兵庫県
西宮市にある。阪神本線
「西宮」駅」えびす口より
徒歩5分程の所にある。

 日本の約3000社のえびす
宮総本社。地元では「西宮の
えべっさん」で親しまれる。

 正月の十日えびす(戎)の
参拝者は100万人を超すという。

 主祭神は西宮大神
(蛭子大神)、天照大神、
大国主大神、須佐之男大神。

 蛭子(えびす)は記紀神話では
伊弉諾岐命(いざなぎのみこと)伊弉諾美命(いざなみのみこと)
との間の最初の子。

 不具で葦の舟に入れて
流されたとされる。

 社伝では西宮に漂着し
海を司る神として祀られ
中世にはえびす信仰により
商売繁盛の神として広まる。

 大阪文楽や淡路島の人形
浄瑠璃はえびす舞が源流という。

 本殿は三連春日造。
赤門と呼ばれる表大門は
桃山建築の遺構で大練塀と
共に重要文化財である。 

 大練塀は熱田神宮の信長塀、
三十三間堂の太閤塀と共に
日本三大練塀といわれる。


西宮神社・社殿(兵庫)



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