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奇祭「おんだ祭」(奈良)


 飛鳥坐(あすかにいます)神社は奈良県
高市郡にある。

 万葉の昔から「飛鳥の
神南備(かんなび)として信仰された
明日香村に鎮座する。

 創建は定かでないが
神話の時代まで遡るとされる。

 日本書紀の686年(朱鳥
元年)の記述に既に「飛鳥
神社」の名があるという。

 延喜式神名帳の
大和國高市郡「飛鳥坐
神社四座」として式内社
(名神大)とされる。

 1781年(天明元年)、
高取藩8代藩主・植村
家利により再建。

 2月第1日曜日「お田植
神事」は奇祭「おんだ祭」
として全国的に知られる。

 天狗とおかめによる
夫婦和合のリアルな所作
後の紙は「ふくの紙」
として撒布される。

 三河の「てんてこ祭」、
尾張の「田県祭」、大和江包
の「網かけ祭」と共に西日本
「四大性神事」といわれる。

 男性、女性のシンボルを
模る陰陽石が境内に点在する。


飛鳥坐神社・拝殿(奈良)



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