金堂の再建(奈良)
薬師寺は奈良県
奈良市にある。法相宗
の大本山である。
680年(天武天皇9年)、
天武天皇が飛鳥の地に
創建されたといわれる。
718年(養老2年)、
平城遷都に伴い現在地に
移転したという。
飛鳥から平安初期では
本堂は「金堂」と呼ばれる
ことがある。
金堂には本尊・薬師
三尊像(日光菩薩を左脇侍、
月光菩薩を右脇侍)を
安置している。
しかし、1528年(享禄
元年)、金堂は地域の
豪族の戦火により焼失。
その後、豊臣家が
仮堂を建てたが、豊臣家
滅亡により400年近く
仮堂のままだったという。
1967年(昭和42年)、
高田好胤が入り
全国を再建の勧進に歩く。
1976年(昭和51年)、
遂に金堂は再建・復興。
金堂の再建には長い
年月と膨大なエネルギーを
要したことになる。
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薬師寺・金堂(奈良) |
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