北山第と舎利殿(京都)
金閣寺は京都市北区
にある。臨済宗相国寺派
の寺院である。
1224年(元仁元年)、
西園寺公経が西園寺を
建立。あわせて山荘
「北山第」を営む。
1397年(応永4年)、
足利義満が河内国の
領地と交換に西園寺を
譲り受ける。
義満の北山山荘は
引き続き「北山第」、又は
「北山殿」と呼ばれた。
1408年(応永15年)、
義満が死亡。北山第は
義満の遺言により
禅寺とされる。
義満の法号「鹿苑院殿」
から鹿苑寺と名付られる。
「舎利殿」以外の社殿は
解体され、南禅寺や建仁寺に
寄贈される。
舎利殿は仏舎利(釈迦
の骨)を安置すること
からの社殿名である。
しかし、建物の内外に
金箔を貼った3層の楼閣で
「金閣寺」と通称される。
通称名で有名であるが
正式名は鹿苑寺である。
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金閣寺・舎利殿(京都) |
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