三井を守る(東京)
三囲神社は東京都
墨田区にある。
創建は定かでないが
文和年間(1353-55年)、
三井寺(近江)の僧・源慶が
東国遍歴時に社を改築。
その際、社地から老翁の
神像が発掘されたという。
そこへどこからか
白狐が現れて神像を三回
回ったことから三囲神社と
名付けたという伝承がある。
三越などの創業家・
三井家の守護社となる。
三井の本拠である
江戸本町から東北の
方角・鬼門にあたった
からといわれる。
また、四角で囲った
文字から「三井を守る」と
考えられたからともいう。
三越伊勢丹の日本橋
三越本店・各支店でも
分霊が祀られている。
三井家先祖を祀る
顕名霊社や閉店した
三越池袋店のシンボル・
ライオン像などがある。
隅田川七福神のうち
恵比寿、大国神を祀る。
|
三囲神社・拝殿(東京) |
|