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西の日光(鹿児島)


 霧島神宮は鹿児島県
霧島市にある。JR日豊本線
「霧島神宮」駅より車で
10分程の所にある。

 当宮に由来する駅には
鳥居を象ったものがあり
駅舎は朱色に塗られ
神社の雰囲気である。

 天孫降臨神話の
主人公・天照大神の孫
瓊々杵尊(ににぎのみこと)を祀る。

 欽明天皇の時代(6世紀)、
社殿が造られたのが
始まりとされる。

 その後、噴火による
火災などの変遷と経て
1484年(文明16年)、
島津忠昌の命により再建。

 現在の社殿は1715年
(正徳5年)、島津吉貴
の奉納により造営。

 朱塗りの華麗な建築で
外部だけでなく内部まで
装飾を凝らし「西の日光」
ともいわれる。

 柱、梁、長押などは
全て朱漆塗りである。彩色
文様や飾り金具で豪華に
装飾されている。

 壁も極彩色の浮き彫りの
ある羽目板を配している。


霧島神宮・社殿(鹿児島)



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