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出雲国造(島根)


 神魂(かもす)神社は島根県
松江市にある。

 一帯は古代出雲の
中心地であり、出雲国造が
あったとされる。

 天穂日(あめのほひ)命がこの地に
天降り、出雲の守護神
として創建したと伝わる。

 命は出雲国造の大祖
とされ、以来、天穂日命
の子孫が出雲国造として
25代まで奉仕したという。

 天穂日命は日本神話に
登場する男神である。

 天照大御神(あまてらすおおみかみ)素戔嗚尊(すさのうのみこと)
との誓約(うけい)から生まれた
天照大御神の五神の第二子。

 葦原中国平定のため
出雲の大国主神の元に
遣わされた神とされる。

 伊弉冊(いざなみ)大神、
伊弉諾(いざなぎ)大神を祀る。

 現在の本殿は1583年
(天正11年)の再建で
現存する最古の「大社造り」
いわれ国宝である。

 熊野、揖夜、真名井、
八重垣、六所神社と共に
意宇(おう)六社」とされ
意宇郡「六社参り」で知られる。


神魂神社・社殿(島根)



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