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穴守(東京)


 穴守(あなもり)稲荷神社は東京都
大田区にある。京急空港線
「穴守稲荷」駅より徒歩
3分程の所にある。

 1804年(文化元年)、
新田開墾時に沿岸の堤防が
決壊し被害を受ける。

 そこで村民が堤防の
上に祠を勧請し稲荷大神を
祀ったのが始まりと伝わる。

 社名の「穴守」は堤防の
穴から守ることに由来する
といわれる。

 江戸時代には「穴を守る」
ことから遊女たちの信仰を
集めたともいう。

 1886年(明治19年)、
「穴守稲荷社」から「穴守
稲荷神社」へと改称。

 潮干狩り、温泉も湧き
門前は温泉旅館や芸者の
置屋もおかれ、賑わった
といわれる。

 第2次世界大戦終了後
米軍より羽田空港拡張の
ため強制退去を迫られ
現在地に遷座。

 本殿脇の千本鳥居の先に
奥之宮がある。そこの砂は
「招福砂」といわれ、ご利益が
あるとされ人気が高い。


穴守稲荷神社・本殿(東京)



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