神話ゆかりの滝(宮崎)
高千穂峡(宮崎)に
神話ゆかりの滝「真名井
(まない)の滝」がある。
高千穂峡は太古の昔、
阿蘇火山の活動で噴出
した火砕流が五ヶ瀬川に
帯状に沿って流出。
急激に冷却され、柱状
節理の懸崖となった峡谷
とされる。国の名勝・天然
記念物に指定されている。
高い所で100m、平均
80mの断崖が東西に約7
キロに渡り続いている。
その一角に日本の滝百選
の「真名井の滝」がある。
高千穂峡のシンボルでもある。
神話の世界では天村雲
(あめのむらくも)命が
天孫降臨の際、天真名井の滝
となり流れ落ちたという。
また、古事記では
天照大神と建速須佐之男命が
誓約(うけい)を行った
舞台とされる。
二柱が天の安の河に
挟んで立ち、天の真名井の
水ですすいだといわれる。
神秘的な景観が神話
の世界の郷愁を誘う。
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真名井の滝(宮崎) |
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