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玉の輿(京都)


 今宮神社は京都市
北区にある。別称「玉の輿(たまのこし)
神社」ともいわれる。

 平安時代、疫病を
怨霊の祟りと考え、北野、
船岡山、紫野等で怨霊を
鎮める御霊会が行われる。

 994年(正暦5年)、
御霊会の疫神を勧請。

 以前から疫病を鎮める
疫神社があり、新しい宮
「今宮」と称したという。

 桂昌院(けいしょういん)は当社への
崇敬が篤く、復興に
寄与したといわれる。

 桂昌院は江戸幕府
3代将軍・徳川家光の
側室で、5代将軍綱吉
の生母である。

 諸説あるが、桂昌院は
西陣の八百屋に生まれた
「お玉」ともいう。

 その出世ぶりが「玉の輿」
の由来ともされる。

 当社の「玉の輿お守」は
淡い色合いの可愛い
西陣織の袋にある。

 そこに加茂茄子、聖護院
大根、金時人参などの
京野菜の刺繍がある。


今宮神社・楼門(京都)



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