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7年の治世(鹿児島)


 照国(てるくに)神社は鹿児島県
鹿児島市、城山の麓の
照国町にある。

 薩摩藩第11代藩主・
島津斉彬(なりあきら)公を祀る。
境内に斉彬の銅像が建つ。

 斉彬は1851年(嘉永
4年)、43歳で薩摩藩・
藩主になり、1858年
(安政5年)、50歳で急逝。

 僅か7年間の治世で
あったが、幕末の名君の
一人として崇められている。

 西郷隆盛など幕末に
活躍した人材を育てた
ことでも知られる。

 1862年(文久2年)、
遺志を継いだ弟・久光と
甥・忠義が社地を選定。

 翌年、孝明天皇の
勅命による「照国大明神」
の神号を受け祠を
造営したといわれる。

 1864年(元治元年)、
東照宮が建つ地に
社殿を造営。照國神社
と称する。

 現在では鹿児島の
総氏神として崇拝される。
県内では最も参拝者
の多い神社とされる。


照国神社・拝殿(鹿児島)



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