ホーランエンヤ (島根)
城山稲荷神社は
島根県松江市にある。
ホーランエンヤは
10年に1度開催される当社の
式年神幸祭(式年祭)である。
「宝来遠弥」、「豊来栄弥」
などとも書かれる。
大阪天満宮の天神祭、
厳島神社(広島)の管絃祭
と共に「日本三大船神事」
の一つとされる。
1648年(慶安元年)、
松江藩主の松平直政が
出雲国の深刻な凶作に
より始めたといわれる。
城山稲荷神社のご神体を
東出雲町の阿太加夜神社へ
船で運び五穀豊穣を祈願
したとという。
ホーランエンヤは
船を漕ぐ時、音頭取りの
「ホーラ」に「エンヤ」と
合わす掛け声に由来する。
船団が城山稲荷神社
より大橋川から意宇川を
通り、阿太加夜神社に
渡る「渡御祭」。
阿太加夜神社における
櫂伝馬奉納などの「中日祭」、
城山稲荷神社に還る「還御祭」
の三つの祭礼からなる。
次回は2019年5月に開催される。
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城山稲荷神社・鳥居(島根) |
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