神武即位6年前(宮崎)
都農神社は
宮崎県児湯郡都にある。
「日向国一宮」。地元では
「一の宮神社」とも呼ばれる。
明治迄は「宮崎社」「宮崎宮」
とも称されていた。
社伝によれば、神武
天皇即位の6年前、
東征に向かう際に鎮祭
したことに始まるという。
また、神功皇后が
三韓征伐凱旋後に社殿を
造営したとも伝わる。
一帯は都農古墳群など
縄文時代以来の遺跡が
分布する地である。
鎮座地付近からも土器・
石器類が出土している。
古くから開けた土地の
守り神として崇拝される。
主祭神は大己貴命。
大国主命の別称。
土地の神に充てられ
祀ったともいわれる。
延喜式神名帳の
日向国児湯郡「都農
神社」として式内社に
列している。
太古の昔からの守り神
という歴史観に浸る。
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都農神社・拝殿(宮崎) |
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