椎尾山のシンボル(茨城)
薬王院は茨城県
桜川市にある。天台宗
の寺院である。
筑波山の西に位置する
標高256mの椎尾山
(しいおさん)にある。
薬王院は筑波山の
健脚向き「薬王院コース」
でも知られる。
全山が樹齢500年と
いうスダジイの樹に
覆われている。
山号は椎尾山。本尊は
薬師如来。一般には
「椎尾薬師」と呼ばれる。
782年(延歴元年)
最仙上人の開山と伝わる。
桓武天皇の勅願寺となる。
三重塔は38世・学頭
本孝、39世・尊孝により
1704年(宝永元年)建立。
大工棟梁・桜井瀬左衛門
安信が手がけたという。
安信は7年後に成田山
新勝寺の三重塔を完成。
貴重な文化財として
注目されている。
高さ25m、江戸時代特有
の装飾建築様式で椎尾山
のシンボルとなっている。
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薬王院・三重塔(茨城) |
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