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筑前大島と遙拝所(福岡)


 宗像大社は沖ノ島の
沖津宮、筑前大島の中津宮、
宗像市田島の辺津宮(総社)
の三社からなる。

 2017年(平成29年)7月、
「神宿る島」宗像・沖ノ島
と関連資産群として世界
遺産に登録された。

 沖ノ島は元々禁則地で
女人禁制であったが
登録により、一切立ち
入りが禁止となった。

 大島は宗像本土より
沖合11km、沖ノ島へは49km
という地位関係にある。

 また、大島は東西3.2km、
南北1.7km、周囲15kmの
福岡県で最大の島である。

 島の南西岸に海を隔て
辺津宮と向かいあって
中津宮がある。

 島の北側にはご神体
の沖ノ島を拝する「沖津宮
遥拝所」がある。

 社殿は沖ノ島の方角を
向いている。少なくとも
18世紀初めまでに現在地に
設けられたといわれる。

 世界遺産で今後より
一層、注目が予想される。
幸いに、好天に恵まれ
沖ノ島を拝する。


宗像大社・沖津宮遥拝所(福岡)



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