タイからの仏舎利(愛知)
覚王山日泰寺
(かくおうざんにったいじ)は
愛知県名古屋市にある。
日本で唯一の超宗派の
寺院である。どの宗派
にも属していない。
仏舎利(ぶっしゃり)は
釈迦の遺骨である。
1898年、仏舎利が
発見され、英国の手で
骨壷が発掘された。
仏舎利はシャム
(現在のタイ王国)へ譲渡。
1900年、当時の国王・
ラーマ5世が日本へ贈る。
1904年(明治37年)、
タイから寄贈された
仏舎利を安置するために
創建された寺である。
「覚王」は釈迦の別名、
「日泰」は日本とタイ王国
を表しているといわれる。
本堂には仏舎利と共に
タイ政府より贈られた本尊・
金銅釈迦如来像を祀る。
山門には円鍔勝三作、
阿難尊者、迦葉尊者
の2体の像を安置する。
現在19宗派の管長が
輪番制により3年交代で
住職を勤めている。
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覚王山日泰寺・本堂(愛知) |
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