神楽祭(三重)
伊勢神宮は三重県
伊勢市にある。正式名は
神宮である。
神楽祭が春、秋の
年2回、内宮神苑の特設
舞台で開催される。
春は「昭和の日」、
秋は「秋分の日」を
はさむ3日間である。
天照大御神のご神徳を
宣揚し、雅楽を広く
一般に公開する
目的といわれる。
神楽祭にあわせて
参集殿の奉納舞台では
各種伝統芸能が天照
大御神に奉納される。
内宮の参道を歩いて
いると、丁度、神楽祭の
「胡蝶(こちょう)」が
舞われていた。
胡蝶は平安時代中頃、
宇多天皇が童(わらべ)
相撲高覧の際に、創作
されたとわれる。
曲は藤原忠房、舞は
敦実親王が作ったという。
青空の下、舞台の
赤の上で、蝶を思わせる
萌黄色の装束が背景の
木々に映える。
|
伊勢神宮・内宮・神楽祭(三重) |
|