大山寺(鳥取)
大山寺(だいせんじ)は
鳥取県西伯郡にある
天台宗の寺院である。
大山町、霊峰・大山の
中腹にある。大山隠岐
国立公園内でもある。
大山は古来、山岳信仰
の霊場で知られる。
718年(養老2年)
金蓮上人が草庵を結び
地蔵菩薩を祀ったことに
始まると伝わる。
860年(貞観7年)、
円仁(慈覚大師)により
天台宗に。以後西日本の
天台宗の一大拠点となる。
宝形造りの本堂は
1951年(昭和26年)再建。
本堂手前の護摩堂は不動
明王と二童子立像を祀る。
阿弥陀堂は宝形造り、
柿葺き、寄棟造。建立は
1552年(天文21年)。
国の重要文化財である。
堂内に阿弥陀三尊像
(中尊270cm)を安置する。
明治の廃仏毀釈により
寺号が廃絶、大日堂
(現在の本堂)に本尊を
移す。のち寺号復活。
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本堂 |
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