出雲大社(島根)
出雲大社(いづもおおやしろ)は
島根県出雲市にある神社。大社は
正式には(おおやしろ)であるが、
一般には(たいしゃ)と読まれる。
古代より杵築(きづき)大社
と称していたが、1871年
(明治4年)、出雲大社と改称。
日本神話によると大国主神が
国譲りの際、天孫が住むのと
同じくらいの大きな宮殿を願い
造営されたのが始まりという。
今、国造りの神だけでなく
縁結びの神として人気が高い。
本殿は玉垣、瑞垣、荒垣の
三重の垣根に守護されている。
現在の本殿は1744年
(延享元年)造営。高さ24.2m、
大社造りという神殿様式。
かっては、中古は48m、
太古では98mあったと伝わる。
本殿は国宝、楼門、玉垣、
八足門、十九社など社殿、
銅鳥居は国の重要文化財。
神楽殿にかかる大注連縄は
長さ13m、太さ8m、重さ5tあり
日本一の大きさといわれる。
神無月(旧10月)は諸国の
神が出雲に集まるとされ、逆に
出雲では神在月と呼ばれる。
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