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成田山新勝寺(千葉)


 成田山新勝寺
(なりたさんしんしょうじ)は
千葉県成田市にある
真言宗智山派の大本山である。

 不動明王信仰で親しまれ
一般には「成田不動」、
又は単に「成田山」と
呼ばれることが多い。

 940年(天慶3年)寛朝僧正が
平将門の乱を鎮めるため
朱雀天皇の勅命により
開山したと云われる。

 寛朝は神護寺(京都)
の空海作の不動明王像を
捧持して大阪から海路、
東国へ下ったとされる。

 仁王門から石段を上り
正面に大本堂、手前右手に
三重塔、鐘楼、左手に釈迦堂、
背後に額堂、光明堂などが建つ。

 歌舞伎役者・市川團十郎が
成田不動に帰依して「成田屋」
の屋号を名乗り不動明王が
登場する芝居を打つ。

 また、源頼朝、水戸光圀、
二宮尊徳など多くの著名人
の信仰もあり庶民の成田
参詣が盛んとなる。

 正月の初詣客数は明治
神宮に次ぎ全国2位という。


大本堂



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