大覚寺
大覚寺(だいかくじ)は
京都市右京区にある
真言宗大覚寺派の大本山。
正式名は「旧嵯峨御所
大覚寺門跡」である。
心経写経の根本道場、
いけばな「嵯峨御流」の
総司所でもある。
式台玄関は江戸時代の
建造物で玄関正面を飾る
松二山鳥図は狩野永徳筆。
玄関から正寝殿(客殿)、
宸殿、御影堂、五大堂と
板敷きの渡り廊下が続く。
嵯峨天皇の信任が厚い
空海が離宮内に五大明王を
安置する堂を建てたのが
始まりと云われる。
春の特別名宝展「大覚寺
と源平時代」開催中。五大
明王像他文化財が特別公開。
本堂である五大堂の
東側の縁から大沢池を望む。
中国の洞庭湖を模して
嵯峨天皇が築造したいう。
池の周囲は約1kmあり
日本最古の人造林泉である。
池に菊ヶ島と天神島が浮かぶ。
桜が見頃で趣のある湖畔風景。
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